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キノット商品のご紹介
ふんわり
コットンに
包まれる
COTTON JOURSEY CLOTH
綿カットソーシリーズ
KINOTTOのカットソー素材は、ふんわり感が何よりの魅力。古代から綿花栽培が行われている土地で育てられた、希少価値の高い品種のコットンを使っています。適度な張り感を持ちながらもからだを包み込む柔らかい素材感は、繰り返し洗濯しても変わりません。むしろ、水にくぐらせることで、より肌に馴染む着心地を味わうことができます。素材の持ち味はもちろん、オリジナルでパターンを引くことで、シルエットにもこだわりました。襟ぐり、袖丈や着丈は、安心して着こなせるフォルムに仕上げています。丁寧な縫製を心がけることで、優しい着心地を実感していただけるはずです。
The most appealing point of KINOTTO’s jersey cloth, used in T-shirts and other items, is its softness. We use a rare and expensive type of cotton taken from an area where it has been grown for hundreds of years. The soft material envelops your body with just the right amount of tension, which does not lose its comfort through repeated washes. Washing will actually change the fabric, making it increasingly fit closer to the skin and achieving new levels of comfort.
While we are very particular about the materials, we also take the silhouette and patterns into careful consideration. The neckline, sleeve length and garment length keep a form that can be worn beautifully without adjustments. We are confident that our careful stitching process will provide you a graceful and comfortable wear.
この商品についてのNOTE
いろいろな色

この色は「なんとなく心が落ち着く感じ」とか、
あの色は「爽やかで涼しげな雰囲気」とか、
みんなが全く同じように感じるわけではないけれど、多くの人に共通した印象を与える「色」の不思議。
日々何気なく目にしているいろんな「色」にはそれぞれ個性があって、しっかりとした存在感を放っている気がします。
そう考えるとわたしたちのつくるモノ(=日々身につけるもの)の色は、きっとそれを使う人の印象にも深く関わっているはず。
そんなことからもKINOTTOは素材や仕様などの快適さだけでなく、
モノと色、色と人、色と暮らしの相性にも想いを巡らせ、
それぞれの魅力を活かせるものづくりを心がけています。
さて、春から新しくKINOTTOに加わったリネンオックスのイージーパンツは、
ぜひいまのタイミングで暮らしに取り入れてもらいたいアイテムで、
カラフルな夏の気分にもピッタリのカラー揃い。

モデル身長163cm イージーパンツ(2251P-002) サイズ2 Tシャツ(2251C-003) サイズ2
クールな印象のブルーを履けば、日差しが強く暑い日にもとっても涼しげ。
高温多湿になりがちな日本の夏ですが、ぜひ涼しげなカラーを身につけて気分だけでも爽快に。
ゆったりとしたシルエットは通気性も抜群で、吸い取った汗を放散させやすいリネン素材だから、ボトムス内に熱がこもりにくいのも嬉しいところです。

モデル身長158cm イージーパンツ(2251P-002) サイズ2 Tシャツ(2251C-003) サイズ3
ワイドパンツを履き慣れない人にも馴染みやすく、手に取りやすいのがこちらのブラック。
しっかり濃密ながら重くなりすぎない表情のカラーなので、さまざまなシチュエーションでぜひどうぞ。
いろんな人が着こなしやすいシルエットに仕立てていますが、場面に合わせて裾をロールアップするなど変化をつけるのもオススメです。
また、他のアイテムとの色合わせを無限に楽しめるのがクリームカラー。

モデル身長177cm イージーパンツ(2251P-002) サイズ2 メンズTシャツ(2251C-004) サイズ4
まずは、ブラックと合わせてみるとこんな雰囲気。
クリームカラーのボトムスならば、ダークカラーのトップスのズッシリ感を軽減させて、暑い時期でもちょっぴり軽やかに。

モデル身長177cm イージーパンツ(2251P-002) サイズ2 メンズTシャツ(2251C-004) サイズ4
そしてもちろん、柔らかな雰囲気の色との相性はバッチリ。
ふんわり優しい風合いで、穏やかなカラー揃いのKINOTTOのカットソーシリーズと合わせるときは、クリームカラーのボトムスならば、どのカラーを選んでも間違いなし!

モデル身長177cm イージーパンツ(2251P-002) サイズ2 メンズTシャツ(2251C-004) サイズ4
色の組み合わせにワクワクし始めたら、そこから先には無限の広がりが見えてくるもの。
ときには微妙な色差の同系色アイテムを合わせ、その絶妙さを楽しむなんていうのも、また乙なものです。

モデル身長158cm イージーパンツ(2251P-002) サイズ2 ボートネックTシャツ(2251C-001) サイズ3
軽やかさと爽やかさ、そして優しい雰囲気を兼ね備えたフォグサックスのパンツには、
トップチャコールなど、ちょっとシックでニュアンスのあるカラーと合わせるのもとっても素敵。

モデル身長158cm イージーパンツ(2251P-002) サイズ2 メンズTシャツ(2251C-004) サイズ4
フォグサックスには、エクリュなどホワイト系を合わせるのももちろんオススメですが、
色の組み合わせの魔力にすっかり魅せられたKINOTTOがいま注目しているのは、このライトシトラスとの組み合わせ。
本格的な夏のやってくるワクワク感と相まって、気分を盛りあげてくれそうな予感たっぷりの配色です。
あなたの身近にある、いろいろな色。
身につけるものだけでなく、日々食べているものから、インテリアや雑貨まで、暮らしに馴染み過ぎてほとんど意識していなかったものも、
あらためて「色」に注目しちょっと工夫してみることで、また違った魅力を発見できるかもしれません。
自然の力とみんなの手から

まるで夏みたいな暑さに、仕舞い込んでいた半袖のアイテムを探したり、
おやっと思うほど肌寒くなって、まだ羽織るものが必要だなぁと実感したり、
気温の変化によって衣類の出し入れが多くなっているこのところ。
新しい季節への準備とともに、お世話になった冬アイテムのメンテナンスも、うまく進めていけたらいいですよね。
これから梅雨前までのタイミングは、洗ったものが乾きやすくなるから洗濯がちょっと楽しくなるし、さっぱりと洗った衣類に袖を通すのはとても気持ちの良いものです。
毎年いま頃の時期、身軽な服装で出かけられるシーズンが始まると、手にとる機会がぐんと増えるKINOTTOのカットソーシリーズ。
穏やかで綺麗なカラーが揃い、着こなしやすく仕立てられたアイテムたちは、ふんわり優しいふくらみ感にナチュラルな光沢感も備わって、大人の普段着としても魅力的。

モデル身長162cm ボートネックTシャツ(2251C-001)サイズ2
厚すぎず薄すぎず快適に(ちょっと上品な雰囲気にも)着られる風合いだから、いろんな場面で便利に使えるし、
洗ってもへたりにくい素材感は、いつでも気軽に洗濯できて毎日身につけるアイテムとしても優秀です。

モデル身長158cm Tシャツ(2251C-003) サイズ3
KINOTTOのカットソーから感じられる独特のふわもち触感。
その秘密は、原料となる植物が特殊な場所(標高の高い土地)で育つこと。
過酷な自然から影響を受け、繊維の中心にしっかりとした空洞が生まれたというから驚きです。
その空洞には、空気を含んだり(自らふくらみ感が!)
水分を含んだり放散したり(汗を吸ったり、乾いたりするのに役立ちます!)
まさに、人が身につける素材としても天性の資質を持つ原料なのです。
綿は、暑い時期に花を咲かせ、花びらが落ちると実ができて、その実が育ってはじけると、ふわふわとした繊維が出てくるという、なんとも不思議でかわいい植物。
そのコットンの繊維(原綿)を収穫することからカットソーの生地づくりが始まります。
Tシャツを着ているときにふと、この一枚に一体どのくらいのコットン繊維が・・・?
なんて想像すると果てしない気持ちになりますが、自ずと繊維を生み出してくれる植物や自然の力というのは、ほんとうに偉大なものです。
そして、KINOTTOのカットソーのナチュラルな光沢感。
これは、そもそも繊維が長めであることに加え、人が髪を櫛でとかして艶を出すように繊維をより美しく整えること(紡績におけるコーミングという工程)から生まれています。
コーミングによって不純なものが取り除かれ、艶の増した繊維のみ束になったものがこちら。※スライバーと呼ばれます
手から滑り落ちてしまうくらいサラサラでツヤツヤ。とても滑らかでふんわり柔らかく、いつまでも触れていたくなるような触感です。
この繊維の束を引き延ばしながら撚る(撚糸する)ことで、私たちにも身近な「糸」ができあがります。
ちなみにKINOTTOのカットソー生地をつくっている糸は、あえて均一ではなく少しムラができるように撚られ、一般的ではない太さに仕上げられた、ちょっと珍しいタイプ。
この糸の特徴が、生地の優しくナチュラルな雰囲気と独特の風合いにも繋がっています。
植物が生み出すふわふわの繊維を収穫し、
先人の知恵の集約である技術(紡績)によって糸をつくり、
糸を編みたて伸縮性のある生地をつくり、
その後さまざまなパターン(型紙)に合わせて裁断したり、縫製したり、染色したり・・・
数えきれないほどの工程と沢山の人の協力を経てできあがっているKINOTTOのカットソーたち。
もちろん通年使ってもらえるシリーズではありますが、特にこれからの季節には必ず活躍してくれるアイテムばかりです。
そろそろほんのり初夏を感じ始め、ちょっぴり汗をかくことも増えるいまのタイミング。
自然の力とみんなの手から生まれるKINOTTOならではの心地よさを、ぜひ一度体感してみませんか?
天然素材をめぐる環境とわたしたちのものづくり

先日 – information KINOTTOからのお知らせ – にてお伝えしました通り、2月より一部商品の価格を変更させていただきました。
日頃から身近な「日常の道具」でありたいと願うなか大変心苦しいお知らせではありますが、近年の世界的気候変動は天然素材を扱うKINOTTOのものづくりにおいても大きな影響を及ぼしており、この判断をせざるを得ない状況となっています。
今回のNOTEでは、その要因(一部とはなりますが)についてもお伝えさせていただくとともに、不躾ではございますが、どうかご理解いただけますようお願いいたします。
ご存知の方も多いかとは思いますが、近年地球規模でさまざまな変化が起こっています。
特に気候変動に関しては、このところの気温の変化などから実感されている方も多いのではないでしょうか。
もともと自然の要因によって育成が大きく左右される天然素材。
特にここ数年リネンの原料となる植物の主な産地(ヨーロッパ地域)の気温上昇は前代未聞の状況となっており、涼しい環境を好む植物へのダメージは大きく、良質な原料の入手困難が続いています。
一方、気温上昇する地域が増えたこともあり、身につける素材としてのリネンへの注目度は近年大幅にアップ。これまでの愛用者のみならず、各地から引くてあまたの状態になっているそう。
また、コットンやリネンなど植物からなる天然素材は、地球環境においてプラスとなり得る存在ではあるのですが、農業従事者は年々減少しており生産量を増やしていくのも難しい状況。
そんなさまざまな要因が絡み合い、これまで想定の範囲内で手に入れることのできた良質な素材は、もはや想像以上に手に入りにくい貴重な存在となってきています。
もちろん、世界的なエネルギーコストの上昇も頭を悩ませる大きな問題のひとつです。
これらの状況を身近な問題として捉えなおしていくにつれ、KINOTTOとしては「限りのある資源を大切に」という意識をあらためて肝に銘じました。
そして、良質な天然繊維となる植物の育成環境を守る行動を日々意識しつつ、ものづくりに関わる人々の健全な暮らしにつながる選択を心がけ、
より長くご愛用いただける誠実な製品をつくりだしていくことが、これまで以上に重要な意味を持っていくのではないかと強く感じています。
これまで常に天然素材とともにものづくりを続けてきたわたしたちにとっても、昨今の急激な変化は経験したことのないものばかり。
この先にもまだ見ぬ変化が訪れるかもしれませんが、自然素材が素晴らしいものであり、暮らしに欠かせないものであるとの信念はやはり尽きることはありません。
KINOTTOは、今後のさまざまな変化にもできる限りしなやかに対応しながら、より魅力的な「日常に寄り添う道具」であるべく、真摯にものづくりと向き合っていきたいと思っています。
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