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自由な
きごこち

KNIT WEAR

着心地のよいニットの条件とは、長時間着ていてもストレスを感じないことと KINOTTOは考えました。それには、軽さや滑らかさはもちろんのこと、伸縮性やフィット感が大切。KINOTTOのニットは、シームレス(無縫製)。特殊な機械で編みあげるため、前身頃と後ろ身頃、袖や肩などに縫い目がありません。身体のシルエットに優しく寄り添うようなニットになっています。
デザインもシンプルなので、あらゆるシチュエーションで活躍します。
KINOTTOおすすめのカラーから気分にぴったりの一枚を見つけてください。


KINOTTO realizes that in order for knitwear to be comfortable, it must keep the wearer relaxed no matter how long it’s worn for. Besides lightness and smoothness, flexibility and fit are also very important. KINOTTO’s knits are seamless. We use a special knitting machine to avoid seams on the sides and where the sleeves and shoulders meet. This makes our knitwear fit the body’s shape. The simple design makes it appropriate for all occasions.

この商品についてのNOTE

KINOTTOをかたちづくる風景



しんしんと冷えるいまの時期は、ぽかぽかと暖かい春が待ち遠しくなったり、ムシムシと気温の高い酷暑の時期には、ホッと落ち着ける秋の訪れを心待ちにしたり。

どんな季節もそのときをじっくり味わいたいと思っているものの、厳しい気候が続くなかでは、つい次のシーズンに心を奪われてしまいがち。

日本は南北に長い国なので、それぞれ暮らす場所で目にする風景はきっと違っているけれど、春・夏・秋・冬そのときどきの魅力を胸に刻みながら、その場その場で心豊かに過ごしていけたら素敵ですよね。

日常に寄り添う道具のブランドとしてKINOTTOをスタートしたのは2015年、ちょうどいまと同じ2月がお披露目のタイミングでした。

暮らしに欠かせない実用品、長く便利に愛用してもらえるアイテムをお届けする存在になれるよう、日本各地の職人さんたちの力を借りながら、ものづくりを続けてきたわたしたち。

ふんわりコットンの魅力も存分に活かし、毎日着続けたくなるようなシルエットに仕立てたカットソー。

さらりと滑らか、発色の良いリネンならではのカラー豊富な大判ストール。

適度な厚みがありつつしなやかな肌触りのリネンオックスフォードクロスは、エプロンやボトムスなどシンプルながら機能性も嬉しいアイテムとして。

家族みんなが楽しめるリバーシブルパイルソックスは、もちもち触感と抜群の伸縮性で魅惑の履き心地。

日本発のニット技術の結晶、無縫製で編みあげるホールガーメントニットは、使い勝手も着心地も頼りにできる存在です。

 

和歌山や大阪、岡山や奈良、埼玉や新潟など、日本各地に点在するそれぞれの産地で、これまで培ってきた経験と技を活かしつつ、真摯にものづくりを続けてきた人々の確かな腕と技術の数々。

そんな産地の人たちと一緒にものづくりできることは本当に有り難く、そこから生み出される品々の心地よさを感じとりご愛用くださる方々、KINOTTOを手に取ってくださる全ての皆さんには、いつも感謝の気持ちでいっぱいです。

ブランドをスタートしてここまで10年余り。当初は想像さえしなかったような時代も経て、社会的にも激しい変化が続いていますが、わたしたちが「MADE IN JAPAN のものづくり」を大切にする気持ちはずっと変わりません。

 

ただ、昨年発表された「アパレル国産比率(数量ベース)が1.4%に」という数字には、(ある程度身近に見聞きしていたものの)やはり大きなショックを受け、1990年には50%程度あった国内生産の割合がここまで減少しているという事実に、とても複雑な気持ちに。

この素晴らしい「MADE IN JAPAN の技」を次世代へつないでいくために、わたしたちにできることは?と頭を捻ってみるものの、

もちろんそう簡単に解決はできない問題で、世の中の大きな流れに対しては無力さを感じるばかり・・・

けれど、いまはまずとにかく「その魅力を沢山の人に知ってもらう」ことを、地に足をつけて続けていくのが最善だと心を決めました。

そんな気持ちも新たにスタートしている2026年の2月。

今後は、これまでご紹介できていなかった「KINOTTOをかたちづくる風景」についても、少しずつ共有していけたらと思っていますので、お付き合いいただけたら嬉しいです。

ハオリニットの出番です



風にそよぐような軽やかな服装も楽しめる気候になってきました。

街ゆく人たちの装いも半袖や麻素材など夏向けアイテムに変わりはじめ、早くもノースリーブ姿の人まで目にするような日もあって、毎年のことながら季節のめぐるスピードには驚くばかりです。

とはいえ、梅雨入り前のいまの時期は、まだ暑さに慣れず体温調節が難しかったり、まだ肌寒さを感じる日もあったりするから、着るものでうまく調整し上手に体調管理していきたいもの。

そんな季節の狭間の不安定な時期からは、きっとKINOTTOの長袖羽織ニットが活躍してくれます。

※長袖羽織ニットのカタチについて詳しくは、過去のNOTE「新しいニットシリーズのこと – 長袖羽織り編」もどうぞご覧くださいね。

適度な厚みで扱いやすく自宅で気軽に洗濯できるこのニットは、袖にも脇にも継ぎ目のないホールガーメントで編みあげたコットンニット。

「羽織る」という目的のため、日々のみんなのいろんな着こなしに合わせやすいよう、とてもスッキリとにかくミニマムなデザインで仕上げました。

モデル身長160cm 長袖羽織ニット(2231K-004)サイズ2 Tシャツ(2251C-003)サイズ3

主張しないシルエットなので、カジュアルからちょっと綺麗めまでどんなスタイルにも調和して、スカートやパンツなど色んなボトムスと相性が良いのも便利なポイント。

モデル身長160cm 長袖羽織ニット(2231K-004)サイズ2 Tシャツ(2251C-003)サイズ3

腰までかかる丈感は、クーラーの効いた場所で長時間過ごすようなシーンでの冷え対策としてもオススメ。

シンプルなアイテムだからこそ、合わせるボトムスやカラーでガラリとイメージが変化するのも楽しいところです。

モデル身長162cm 長袖羽織ニット(2231K-004)サイズ2 長袖Tシャツ(2251C-006)サイズ2

例えば、ちょっと色味を抑えたいシーンならキリリとした表情のネイビーカラーの出番です。

パッと目を引くカラフルさとは違う色の魅力が発揮され、しっとり落ち着いた雰囲気に。

ネイビーは清潔感や誠実な印象を与える色なので、オフィスなど仕事の場面にも似合います。

モデル身長162cm ボートネックTシャツ(2251C-001)サイズ2 長袖羽織ニット(2231K-004)サイズ2

はたまた、お気に入りのデニムスタイルに合わせ発色の良いレッドを羽織ったら、一気に溌剌とした印象に。

スタイリングによって、イメージを変えられるアイテムだからコーディネイトの幅は広がるばかり。

モデル身長160cm 長袖羽織ニット(2231K-004)サイズ2 ノースリーブニット(2231K-002)サイズ2

軽やかなロングスカートにグレーのニットを羽織ったコーディネイトから、トップスをブルーに着替えてみると、ふんわり優しい雰囲気のなかに爽やかさも加わりクールな印象に。

ちなみにブルーの羽織りのなかに着ているアイテムは、同じニットシリーズのノースリーブニット。

モデル身長160cm ノースリーブニット(2231K-002)サイズ2

ホールガーメントニットのノースリーブは暑い時期の一枚着にも快適なシルエットで、もちろん長袖羽織ニットと重ねて着るのにも適したサイズ感になっているので、もしお気に入りのカラーを見つけたら、アンサンブルにしてもらうのも素敵ですよ。

ホールガーメントニット工場でのひとこま



これまでKINOTTOのNOTEでも幾度となく登場している「ホールガーメント」というワード。

なんとなく耳馴染みも良くなってきたし、そのニットアイテムにも触れたことはあるのだけれど、ホールガーメントって一体どんなもので、どんな風につくられているニット製品なのかな?

なんて、なんとなく興味が湧いてきた方もいるでしょうか?(いないでしょうか?)

今回は、KINOTTOの新しいニットシリーズをつくってくれている工場を訪問。

ものづくりの現場でのひとこまを、ちょっぴりお届けできたらと思っています。

 

さて、日本国内にいくつか点在しているニット製品の産地。

KINOTTOがお世話になっているのは、古くから繊維産業が盛んな新潟県見附(みつけ)地区にあるニット工場です。

 

いまや国内では貴重な存在となっている「リンキング」での製品づくりも可能なこの工場は、なんと創業が1832年!

(創業当初は、編み物ではなく織物を扱われていたのだとか)

長い歴史とともに培われた技術を活かし、現在もさまざまなニット製品を手掛けています。

ニット工場ならではの機械も並ぶなか、整えられた動線に沿って続く作業場、

それぞれ日々の仕事に真剣に向かい合う人々の合間を(ご挨拶をしながら)通り過ぎ、早速ホールガーメントが稼働している専用の場所へ向かいます。

 

日本国内でも早い時期からホールガーメントに注目し、その技術の発展とともに多くのホールガーメントニット製品を送り出してきた工場ということもあり、編み機の扱いはお手のもの。

ただ、年々新しく変化し続けている機械とともに働くということは、それを扱う技術者も常に進化していく必要があるということ。

これまでの経験を活かしつつ、柔軟に対応していく力も必要とされる現場です。

12G、14G、18G、(Gはゲージの意味で、編み目の細かさや使う糸によってそれぞれ使い分けています)、ゲージごとにたくさんの機械が整然と並び、黙々と機械と対峙する編み立て技術者。

まるで3Dプリンターのように自動で立体的に編み立てできるイメージのある機械ですが、やはり操作しているのは人の手です。

トップスからボトムスまで多彩な製品を編みあげていく機械を定期的に見回り、それぞれの調子に目を配り、糸や編み地を確認、調整していく姿は真剣そのもの。

また、ホールガーメントニットにおいても(どんなニット製品でも)、

シルエットやデザインだけでなく、着心地などの快適性を大きく左右する編み地の設計や詳細な成形指示も、もちろん人のなせる技。

パソコンに向かって働く姿はハイテクなイメージもありますが、

編み地に関する資料や、これまでの現場で培ってきた「小ワザの見本帳」などを片隅に備えつつ、電卓やメジャーなどを扱いながら働く姿は、思いのほかアナログな雰囲気の現場です。

ハイテクな機械とともに働いているとはいえ、やはりものづくりの現場は、細やかで地に足のついた作業の積み重ねに支えられていることを再認識する場面でもあります。

メンテナンス中の機械を発見しました。

周りを囲うガラスや編み針なども外されて、なんともすっきりした姿。

糸を扱う工場は、必然の環境として作業場全体に糸のくずが舞っていることも多いのですが、機械自体がガラスで覆われたホールガーメント工場は、その場全体が整然としているのが印象的です。

(その分、ガラスの中のメンテナンス時は糸屑などがたくさん出て大変なのかも・・・)

「糸を扱うものづくりの現場」のなかでも、特にニット製品の場合、一本の糸を続けて編むことで製品をつくりあげるため、途中で糸が切れてしまうのは一大事。

織物などの生地を作る場合でももちろん糸切れには注意が必要ですが、ニット製品を編み立てる工程では想像するだけで緊張が走ります。

そんな糸切れへの対策として、この工場では天然繊維など切れやすい糸以外にもほぼ全ての糸に「ロウ引き」をおこなっています。

※上の画像の下の段に置かれた大巻きの糸から、上の段に置かれたコーンに巻き替える途中の白い物体がロウ(蝋燭のロウ)です。

糸の周りにロウを纏わせることで、糸と機械の滑りをよくするなど編立性をあげるための工程で、より良い製品をつくりあげるためには欠かせない流れのひとつ。

 

このロウ引きの工程を見て、密かに過去の記憶が蘇ってきたKINOTTO。

毛羽立って切れやすい糸をロウ引きし趣味の刺繍に使っていたのですが、その大きな手間にほとほと疲れ果て意気消沈・・・

けれども、ここでは全ての糸にその手間がかけられていると知って大感激!

やはり、地道な作業を怠らない姿勢こそが良いものづくりに必要な魂なのかもしれません。

 

この後の工程をごく簡単な流れで追ってみると、

ホールガーメント工場で編みあげられた製品たちは、

余計な糸や補助の編み地を取り除く作業、洗濯乾燥する作業、

プレスしてネームや品質表示をつける作業、細かな検品を経た後、

キレイにたたんで袋に収められ、私たちの元へ届けられます。

小さな編み目一つ一つに歪みがないか、正しい商品として出荷できるかどうか、

コロコロで糸屑を取りながら目を凝らして検品してくれている姿には、自分たちのつくるニットへの愛情も感じられ、感謝の気持ちでいっぱいになってしまうわたしたちなのでした。

 

最後になってしまいましたが、ホールガーメントが稼働している様子にご興味のある方はコチラをどうぞ。

機械たちがウィーンウィーンと音を立てながら、それぞれのニットを編み立てていく姿は頼もしく、ついつい夢中になってしまう光景です。


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