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KINOTTO

NOTE

カットソーをかたちづくる風景 – メリヤス工場編 3 –


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KINOTTOがいつもお世話になっている日本各地の工場を訪ね

MADE IN JAPAN のものづくりの現場をご紹介している

「KINOTTOをかたちづくる風景」

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わたしたちのオリジナルカットソー生地を編み立ててくれているのは、

日本有数のメリヤス産地として名高い、和歌山県にあるメリヤス工場。

職人さんたちにとっての現場の日常は、

すっきり美しく整い、独特の雰囲気が感じられる風景なのでした。

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KINOTTOのカットソー生地を編んでいる丸編み機の糸の流れに注目し、それぞれの糸が辿る工程を追ってみた、前回のNOTE(カットソーをかたちづくる風景 - メリヤス工場編 2 -)。

機械を取り囲むたくさんのコーンチーズ(円錐状の糸巻き形状)から繋がる繊細な糸が、それぞれ適切なガイドを通じて丸編み機へと至り、着実に生地を編み出していく様子は圧巻。

もし機械を使わず、同じ数量、品質の生地をつくろうと思ったら、想像できないほどの時間と労力を要する作業を、抜群の機動力でこなしていく姿には、すっかり圧倒されてしまいます。

 

ただ、その頼もしい機械をしっかりコントロールし稼働させているのは、やはり人の手。

工場内で働く人々が、多くの機械の稼働状態を満遍なく把握し、ときにはスッと近寄り何やら手を動かして調整。

テキパキと作業をこなし、あっという間に別の現場へ移っていく様子は、まさに職人技(かっこいい!)。

そして、工場内のあちこちに配置され、一括りに「丸編み機」と呼ばれているものの、その形状はじつにさまざまで、それぞれ仕組みが異なっていることにも驚かされます。

例えば、工場の入り口近くで稼働していた機械。

KINOTTOの生地を編む丸編み機と比べると、だいぶコンパクトなサイズ感ではありますが、何だか味のある雰囲気だなぁと思って尋ねてみると、こちらはかなり古い機械なのだとか。

ただ、やはりその佇まいは美しく、古いながらもきっちり動いているのは、きっと日々大切にメンテナンスされているからこそ。

 

もう少し工場の奥へ向かってみると、こんな形状のものも現れました。

興味を惹かれるその佇まいは、中心に灯された明かりの雰囲気もあり、独特の美しさを感じさせるものですが、この明かりは、生地の異常(目飛びなど)を見つけやすくするために設置されているのだとか。

確かに、筒状に編まれる生地のなかから灯りで照らすことで、表面の様子が目視で確認しやすく、納得の仕組み。

コーンチーズの配置される場所も独特なこの機械は、とってもユニークな雰囲気です。

 

また、なかにはこんなコンピューターシステムの組み込まれた現代的なものも。

こちらは絵を描くような感覚で多様な柄の入った生地を編み出せる機械で、他の機械には見られない情報伝達をする(と思われる)不思議なパーツからは、なんとなく子供の頃に想像していた近未来を感じるような雰囲気です。

 

このように、工場内でチラリと目にすることができた機械だけでも、ほんとうに多種多様。

そんな多様な機械について熟知し、適切に対応できる詳細な知識と経験を持つ人々がいることで、メリヤス工場の日常はつつがなく成り立っているのです。

 

また少し先に進むと、生地を編んでいない(停止している)状態の機械を発見!

先ほどKINOTTOがしきりに気にしていた(機械が稼働しているスピードでは確認することができなかった)、糸を編む「針」の部分をじっくり見せてもらうことができました。

針の部分に近寄りじっくり見てみると、最後の糸ガイドのすぐ先で(画像中央のガイドを上げて、針を見やすくしてくれています)、先端がかぎ状になった針が糸を引っ掛けていく様子がわかります。

なるほど、こんな感じで次々に糸を拾って編み込んでいくことで、あの驚くべき機動力が発揮されていたのです。

ちなみに、ニット製品でよく耳にする「ゲージ」という言葉は、一定の長さの中にこの針が何本配置されているかを意味していて、数字が大きくなるほど針は細く、小さくなるほど針は太くなっていきます。

止まっている丸編み機をじっくり見せてもらい、ふと冷静に機械全体を見まわしたところで、あらためてそのパーツの細かさや針数の多さに愕然としてしまうKINOTTO。

この機械を一度分解したら、また組み立てることができるのだろうか・・・・という疑問が浮かんだ矢先、

すぐそばで機械のメンテナンスをしている職人さんの姿が目に飛び込んできたのでした。

 

次回のNOTEに続く

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さまざまな機械とともに働くメリヤス工場の日常は、

それぞれの機械を的確に稼働させられる人たちの、知識と経験に裏付けされた働きがあってこそ。

「カットソーをかたちづくる風景 - メリヤス工場編 4 -」では、

熟練の存在あってこそという現場の風景もお届けしていきますので、どうぞお楽しみに~