カットソーをかたちづくる風景 - メリヤス工場編 2 –
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KINOTTOがいつもお世話になっている日本各地の工場を訪ね
MADE IN JAPAN のものづくりの現場をご紹介している
「KINOTTOをかたちづくる風景」
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わたしたちのオリジナルカットソー生地を編み立ててくれているのは
日本有数のメリヤス産地として名高い、和歌山県にあるメリヤス工場
職人さんたちにとっての現場の日常は
すっきり美しく整い、独特の雰囲気が感じられる風景なのでした
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「カットソーをかたちづくる風景 - メリヤス工場編 1 -」でもお届けしましたが、KINOTTOがメリヤス工場で感じる独特の雰囲気は、機械そのものの美しさも要因のひとつです。
また、機械を取り囲むチーズ(糸を円筒状に巻いたもの)がぱっと見たところ空中に浮かんでいるように見えたり、空中に張り巡らされたたくさんの糸が、どうして絡まらないのだろう?と不思議な気持ちになる一方で、中心部では糸が着実に編み立てられ、その下では生地がどんどんできあがっていく。
そんなちょっと謎めいた感覚と、確実なものづくりの現実が混じり合うような風景も、メリヤス工場ならではの雰囲気をつくりあげる要因のように思います。

メリヤス工場で働く人々にとっては、すっかりお馴染みの現場の日常も、わたしたちにとっては、見るものすべてが新鮮で、興味を惹かれる場面ばかり。
大小さまざまな機械が稼働する工場を案内してもらえば、
「たくさんの糸がそれぞれの機械に合わせて正確に繋げられ、さまざまな生地を編み出している」という、職人たちにとっては当たり前の場面にさえ、すっかり目を奪われてしまうKINOTTO。
こんなにたくさんの糸が、一体どんな経路で機械に繋がれて、それぞれ違った生地になっていくのでしょうか?
今回は、いつもKINOTTOの生地を編んでくれている機械のことをもっと詳しく知りたくて、その丸編み機をじっくり観察させてもらうことにしました。

まずは糸のスタート地点、「チーズ(糸を円筒状に巻いたもの)が配置されているところ」に目をやると、
タテヨコほぼ均等に配置されているのですが、よく見ると個々のチーズが向く方向は微妙に違い、それぞれの角度や傾斜も少しずつ調節されているようです。
さすがに「チーズが空中に浮かんでいる」という認識ではありませんでしたが、糸のスタート地点から思いのほか細かな調整がされていると分かり、ビックリ。
チーズの先に続く糸の経路を確認するため全体を目で辿ってみると、全ての糸はチーズからダイレクトに機械の方向へ向かうのではなく、各所に設置された糸ガイドを経由し、順を追って機械に向かっているのがわかります。
始めに、それぞれ個別のルートを辿り、チーズの設置場所からほぼ垂直に立ち上がった糸は、天井付近に設置された糸ガイドで綺麗に一列に並べられます。

次に、機械上部に向かって、さらに高い位置に設置された糸ガイドへ向かいます。

並びを2列に変えつつ、巧妙な角度に調整されたそのガイドを通過すると、糸は一気に斜め下に降り、機械上部にある円形の枠に設置された糸ガイドへ向かっていきます。

その後、放射状に連なる丸編み機のパーツを経由し、決められたルートを辿りながら斜め下へ向かいます。
そして機械中央部へ集められた糸は、たくさんの針が並ぶ円形の枠に沿って、一気に生地になっていきます。

機械が動いている状態では(スピードが速すぎて)針の動きを詳しく確認することはできませんが、最後の糸ガイドのすぐ先で、たくさんの針が絶え間なく動き、糸から生地を編んでいるのがわかります。
※ 内側に見えている生成色の部分が、編みあがったカットソーの生地です。

このような流れで糸から編み出された筒状の生地は、機械の下部で平らな状態にたたまれ、床と水平に回転するバーに、どんどん巻き取られていきます。
丸編み機には、あらかじめ編み上げる生地の数量を設定することで、必要な量の生地ができあがるまで、しっかり働き続けてくれるのだそうです。
次回のNOTEに続く
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糸が丸編み機に到達してから生地になるまでのスピードには、KINOTTOも目を見張るばかり。
きっと、ニットに興味がある方や、手編みを楽しむ方にとっては、「糸はどうやって編まれていたの!?」という驚きもあったのではないでしょうか?
次回、「カットソーをかたちづくる風景 - メリヤス工場編 3 -」では、糸を編んでいる「針」の動きにも注目してお届けしたいと思っていますので、どうぞお楽しみに~
