PRODUCTS

いつでも
さらり

LINEN STOLES

昔ながらの機械(織機)で、ゆっくりと時間をかけて織りあげられたリネンは、絹のようななめらかさと優しい肌触り。まるで、空気が織り込まれているような風合いです。
KINOTTOオリジナルカラーの耳(生地の端)付きストールは、たっぷりとしたボリューム感と柔らかさにこだわって仕上げています。
大判なので、肌寒いときは肩からラフに掛けてカーディガンのようにも使え、繰り返し洗うことでより吸水性も高まり、肌馴染みがよくなります。腰に巻いてサロン(エプロン)としてもお使いいただける実用の布です。


This linen, woven slowly on old-fashioned looms, is as soft as silk. It feels as if it is woven of air. Scarves with KINOTTO’s original colored hem, are made with special attention to thickness and softness. Their large size allows them to thrown over the shoulder casually like a cardigan.
Multiple washes increase its water absorbency which makes it gradually adapt to the skin. The cloth is practical and can be wrapped around the waist to be worn as a sarong or even as an apron.


この商品についてのNOTE

素敵な暮らしを訪れて1



早春のよく晴れた朝、神奈川県のロングビーチからほど近い海沿いの駅に降りたったKINOTTO。

閑静な住宅街をしばらく行くと見えてきた小さな坂が、今日の目的地への目印です。

ちょっとした急坂を登りきったその先には、心地よい風が通り抜け、柔らかな日差しの降り注ぐ、穏やかで開放的な土地が広がっています。

青空に映える大きな木。

さわさわと風に揺れる竹林。

「あれれ、ここは一体どこなんだっけ・・・?」

辿り着いたばかりなのに、いまどこにいるのかを忘れてしまうような自然の気配に満ちたこの高台は、今回私たちが訪ねた浅川あやさんの暮らす場所。

 

ここは、浅川さんご一家の生活の場であるとともに、美しく心に響く暮らしの品々を紹介しているお店『日用美/にちようび』を営まれている土地でもあります。

この春、ふとしたご縁から浅川さんの暮らしぶりに触れる機会があり、その人柄や佇まいにすっかり魅了されてしまったKINOTTO。

 

ー 自然との距離を大切にしながらも、ストイックになりすぎず、文化的な暮らしを慈しみながら謳歌している人 ー

そんな、意思を持った日々と緩やかに向き合いながら魅力的に暮らす彼女と出会えたことが嬉しくて、

「ぜひ私たちのものづくりのこともご紹介したい!」という思いとともに、できたてほやほやの新商品も携えて、いそいそとやってきたのでした。

 

その日は、まだ少し肌寒さの残る時期だったこともあり、リビングの薪ストーブに火を入れ、万全の環境で迎え入れてくれた浅川さん。

いかにも快適そうな広々としたリビングダイニング。

すぐ外には青々と伸びやかな竹林が広がり、そこここに配された大きな窓からは春の光が優しく降り注いでいます。

整然と並ぶ美しい家具や道具類、室内外の区切りを感じさせない開放的な空間からは、風通しのよい浅川さん一家の暮らしぶりが目に浮かぶよう。

テーブルに広げさせてもらったKINOTTOの品々も、なんだかとっても気持ち良さそうです。

まずここで、あらためてKINOTTOのものづくりについてご紹介。

全ての商品は、原料となる素材から生地、成形、縫製や仕上げなど、日本各地の職人さんの力を借りてつくられていること。

それぞれに、その素材であること、その工程であること、そのカタチであることに意味と特徴、魅力があること。

そして何より、手にしてくださった方々の「日常に寄り添う道具」となれることを目指し、ものづくりを続けてきていること。

 

浅川さんは、そんないろいろに熱心に耳を傾け、職人さんたちとのやりとりに共感しつつ、その素材や色にも興味を持ってくれた様子。

早速、目の前に広がるアイテムに触れてもらい、身につけてもらいながらご案内していくことに。

最初に興味を持ってもらったのは「リネンガーゼストール」。

特にいまのような季節の変わり目から大活躍してくれて、性別を問わず幅広い年齢層に人気のこのアイテム。

大判でありながらも、ふわりと軽いリネン素材のストールは、肩から肘に回し上半身を包みこむように使うのにも最適。

もちろん首まわりに巻くのに便利なサイズ感で、この素材ならではの発色の良さも魅力です。

 

浅川さんが手にしたスモーキーブルーは、彼女の優しく柔らかい雰囲気にもぴったり。近年人気のカラーでもあります。

色数豊富なリネンガーゼストールは、カラーによりガラリと印象が変化するのも楽しいポイント。

付けたり外したりが自在、持ち運びも手軽なことで、コーディネートのアクセントとして使うのにもってこいです。

元気の出る鮮やかなカラーから、ナチュラルで優しい色目まで揃っているので、お馴染みの普段着にプラスして新しい色合わせに挑戦してみるのもオススメ。

 

昔ながらの織機を用いて、ゆったりと空気を含ませるように織りあげるこの布は、リネンという少しシャリっとしたイメージのある素材であるにもかかわらず、滑らかで優しい質感であることが大きな特徴。

生地の端(ミミ)には、KINOTTOオリジナルの配色を効かせて仕上げているため、ベーシックなカラーでもちょっぴりスパイスを効かせた雰囲気もお楽しみいただけます。

ふわりと「スモーキーブルー」のストールを羽織りながら歩く後ろ姿はとても軽やか。

早速しっくり彼女の暮らしに溶け込めている気がして、嬉しくなってしまうKINOTTOなのでした。

 

次回に続く・・・・

この後は、新しいカラーやアイテムも登場。

浅川さんに身につけてもらった様子もご紹介していきますので、どうぞお楽しみに。

Photography : Hashimoto Hirotaka

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

美しく心に響く暮らしの品々を紹介している「日用美/にちようび」の店主、浅川あやさん

自然との距離を大切にしながらもストイックになりすぎず、文化的な暮らしを慈しみながら謳歌されている姿はとっても魅力的

笑顔も素敵な暮らしの達人のご自宅にお邪魔して、この春からのKINOTTOをご紹介

いろいろ手に取り、お試しいただきました!

日用美/にちようび https://nichiyobi365.wixsite.com/nichiyobi

 

※ この度「日用美/にちようび」にてKINOTTOのお取り扱いがスタートしました

浅川さんの穏やかな存在感とともに、凜とした空気溢れる素敵な場所へ、どうぞ足をお運びくださいね

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

色も楽しい安心アイテム



夏の外出時にも、くるくるとまとめたストールを持ち歩くことが習慣になってきています。

春先や秋口の活躍をご紹介することの多かったKINOTTOのストールですが、その出番となるシーズンの幅がどんどん広がってきていると実感しているここ近年。

特に気温の高い日が続いた今年の夏は、室内外の温度差に悩まれている方も多いのではないでしょうか。

 

暑くなった身体をひんやり調節してくれる冷房は本当にありがたくて、真夏の戸外から室内に入ってすぐはまるで楽園。

ただ、その後密かに「冷え」の危険が潜んでいることは、みなさんご存知の通りです。

そんな時、兎にも角にもKINOTTOのストールを一枚持っておいたらひと安心。

リネン素材の大判は、ノースリーブの肩から肘まですっぽり包んでくれる安心のサイズ感。

大人よりも体温調節が苦手な子供たちの万が一(ひんやりクーラーの効いた場所で不意に寝てしまったときなど)にも対応できるので、小さな子供たちのためにも安心です。

 

汗をかいた後の身体に巻いても、素肌に張り付かずサラリと快適に過ごせるところも夏にオススメできるポイント。

洗うたび肌に馴染んでいく優しい素材感でありながら、適度にハリ感も持ち合わせているため、フワッとサラッと包まれる感覚が心地よく、その風合いが長持ちするのもこのストールの大きな魅力です。

白に黄色

麻の生成り色に緑

シンプルなカラーはミミ(生地端)の配色がスパイスに。

 

あの子にはこの色が似合いそうだなとか、

この色とこの色の組み合わせはどうだろう?とか、

ときにはそんな風に色と触れ合ってみるのも楽しいひとときです。

お気に入りの衣類と新鮮な色の組み合わせを試してみたり、これまで体験したことのないハッとするようなカラーコーデネイトにも挑戦してみたり。

気軽につけたり外したりできるストールだからこそ、ちょっぴり冒険するような楽しみ方もできそうです。

「暑さのピークは過ぎたかな?」と感じるような日もチラホラ。

少しホッとしているこのところではありますが、もうしばらくは気温の高い季節が続きます。

今夏最後の思い出として、ちょっとした色の探検に出かけてみるのはいかがでしょうか?

この布のシーズンです



単純なかたち。

さっと取り出して使いやすいサイズ感。

洗濯に強い素材感。

吸水性や手触りの良いもの。

丈夫であること。

綺麗な色のもの。

毎日の現実的なくらしにおいて「特によく使っている布」についてあらためて考えてみると、こんな共通性が浮かんできました。

この書き出し、すでにどこかで見たような・・・・(気づいてくださった方、いつもありがとうございます。そして何度も失礼しました。)そう、以前「いつもの日々のほどよい布」のなかで、キッチンクロスについて掲載した文章と全く同じなのです。

このところすっかり秋めいて、残暑の中にも肌寒さを感じる日が増えるとともに、身近で活躍する機会がグッと増えている「あるアイテム」について思いをめぐらせたとき、「あれ!この布にも共通している」とあらためて気づき、少し驚きつつまた書いてしまいました。

よく使っている =(イコール)便利な布の特徴は、それ自体のサイズや風合いによって使われる場所や用途こそ違えど、ある程度共通しているようです。

さて今回の「あるアイテム」とは、KINOTTOのリネンガーゼストール。

実はこのストール、私たちにとっては年間を通して側にあるかなりほどよい存在です。つい先日まで続いていた強烈な暑さと日差しの厳しい真夏にも、このシンプルな布は大活躍。クーラーの効いた室内ではついつい涼しさに慣れてしまい、無意識に身体が冷えがちになることから守ってくれたり、灼熱の太陽のもとちょっと近所に買い物に出る際には、首から肩を覆って日焼け防止の日除けとしても。

そして、このところ登場回数が増えているのは、外出時の羽織代わりとして持ち歩くようになったから。

いまの時期ジャケットやコートはまだ早い気がするけど、突然肌寒くなったり、朝と夜の急激な気温の変化もなんだか少し不安です。そんな予測の難しい天候が続いたら、必要かどうかを考えることなくとにかく一枚バッグに忍ばせて出かけます。

畳んだものを縦長に丸めればコンパクトに持ち運べるのも安心。終日寒いとわかっている日にはアウターを着て出かけますが、普段の荷物はなるべく大袈裟でなく身軽であることが快適です。

まさに季節の変わり目こそが、このストール本領発揮のタイミングなのです。

もし出先で思いのほか冷えてきてしまっても、首まわりや肩まわりをふわっと覆えるだけで寒さが和ぎ気持ちもほぐれ、さらには綺麗な色が目に入ることでちょっぴり元気がわいてくることも。

KINOTTOのリネンガーゼストールは、バリエーション豊かなカラーや大きめのサイズ感も魅力ですが、その肌触りも大きな特徴のひとつ。ガーゼ生地ならではの通気性の良さと柔らかさだけでなく、さらに魅力的な風合いのために、私たちは生地を織りあげる織機(しょっき/生地を織る機械)にも注目しました。

取扱いの手間や利便性追求などの面から、いまとなっては扱っている工場が限られる昔ながらの織機を用い丹念に織りあげることで糸と糸の間に自然なゆとりが生みだされ、この生地特有のしなやかで優しい肌触りに仕上がっています。

首に巻いたり、肩にかけたり、膝にかけたり、テーブルにかけたり、たまには気軽なピクニックで敷きもの代わりにしてみたり。老若男女問わず、さまざまなライフスタイルに寄り添えるやさしい布。

ある時、この魅力的な布を作り出す過程を実際に目と手を通して確かめたくて、工場の方に無理をお願いして体験修行させてもらったことがありました。学ぶことが多く本当に貴重な経験だったと今更ながら身に染みています。

残念ながら会いたい人にも気軽に会えない状況が続いている現在、これまで職人さん達から教えていただいた沢山のことがあらめて鮮明に思い出され、日本各地の素晴らしい産地やその未来についても思いを馳せる毎日です。


オンラインショッピングは
マルク
でどうぞ