PRODUCTS

いつでも
さらり

LINEN STOLES

昔ながらの機械(織機)で、ゆっくりと時間をかけて織りあげられたリネンは、絹のようななめらかさと優しい肌触り。まるで、空気が織り込まれているような風合いです。
KINOTTOオリジナルカラーの耳(生地の端)付きストールは、たっぷりとしたボリューム感と柔らかさにこだわって仕上げています。
大判なので、肌寒いときは肩からラフに掛けてカーディガンのようにも使え、繰り返し洗うことでより吸水性も高まり、肌馴染みがよくなります。腰に巻いてサロン(エプロン)としてもお使いいただける実用の布です。


This linen, woven slowly on old-fashioned looms, is as soft as silk. It feels as if it is woven of air. Scarves with KINOTTO’s original colored hem, are made with special attention to thickness and softness. Their large size allows them to thrown over the shoulder casually like a cardigan.
Multiple washes increase its water absorbency which makes it gradually adapt to the skin. The cloth is practical and can be wrapped around the waist to be worn as a sarong or even as an apron.


この商品についてのNOTE

暑い日のノースリーブとストール



近年、夏の最高気温が体温を上回ることも珍しくなくなって、

「猛暑」よりさらに暑い「酷暑」となる地域も増えるなど、気温上昇を実感するシーズンとなっています。

「そもそも夏は暑いもの」と頭ではわかっているけれど、度を超えた暑さはやはり身体に堪えるもの。

今年も「少しでも快適に過ごせる服装」を求めつつ、あれこれ工夫しながら夏を暮らしてきたKINOTTOなのですが、

猛暑の夏に結局行きついたのは、やはりノースリーブアイテムなのでした。

モデル身長163cm ノースリーブ(2251C-005) サイズ2 イージーパンツ(2251P-002) サイズ2

この度オススメしたいノースリーブアイテムは、伸縮性もあって着こなしやすいカットソータイプ。

厚過ぎず薄過ぎない適度な厚みのカットソー生地、肌触りの良さはもちろんですが、熱を溜め込まない編み地でしっかり汗を吸ってくれるコットン素材だから、真夏にも気持ちよく着られます。

ノースリーブ(2251C-005) サイズ2.サイズ3

シンプルなスクエアシルエットで開きすぎずクールな印象の襟ぐりや腕周りのラインは、一枚で着てもインナーが気にならないように仕上げているから安心。

ノースリーブ(2251C-005) サイズ2.サイズ3

もちろん後ろ襟ぐりや肩周りも、身につけたときに綺麗に決まるラインになっています。

暑いときは身体が覆われる部分が少ない方が涼しくはありますが、だらしなく見えるのは避けたいし、適度にきちんと感のあるシルエットは保ちたいもの。

横から見た際、脇の下が開きすぎないことも一枚で着こなしやすい理由のひとつ。

裾の小さなスリットが腰の位置でちょこっと開くのは愛らしく、こちらは密かに推したいチャームポイントです。

モデル身長163cm ノースリーブ(2251C-005) サイズ2 スカート(2251S-001) サイズ2

程よい着丈だから、スカートやパンツなどいろんなタイプのボトムスと合わせやすいのも便利な点。

ボリューム感のあるボトムスともバランスが良いので、特に暑さが厳しい日には、ロングスカートなど風の抜けるアイテムを合わせれば、より快適に過ごせます。

モデル身長171cm ノースリーブ(2251C-005) サイズ3

それから、真夏のノースリーブの相棒としてぜひオススメしたいのがリネンガーゼストール。

モデル身長163cm ノースリーブ(2251C-005) サイズ2 リネンガーゼストール(2251A-001) サイズF

もしかすると、強い日差しが避けられない場面での気軽なノースリーブによって、後々大変なことになってしまったご経験のある方も多いのではないでしょうか。

(真夏の炎天下で酷く日焼けしてしまったら、しばらくは痛みと共に暮らすことに・・・)

強い陽射しのもとで日傘も不可のタイミングには、何か羽織れるものは必須です。

もちろん長袖のシャツやカーディガンも良いのですが、じつはリネンストールがとっても快適。

着ているというより、肩まわりに乗せているだけのストールなので、

熱がこもったらバサバサッと風を起こしつつあっという間に熱を逃がせるし、

首元から指の先まで覆える大判サイズだから、ほぼ上半身全てを即席の日陰にすることが可能です。

リネンガーゼストール(2251A-001) サイズF

リネンガーゼは吸水性が抜群で乾くのもあっという間だから、

タオルがわりに汗を拭ったり、ちょっと汚れてしまってもサッと洗えてとっても便利。

(この時期の晴れた戸外に広げて干せば、確実に10分以内で乾きます!)

リネンガーゼストール(2251A-001) サイズF

サラサラの風合いも心地よく綺麗なカラー揃いのリネンストールは、

軽くて便利に使えるアイテムだから、夏に羽織がわりとして持ち歩くのはとってもオススメ。

そして、ときにはKINOTTOのように暑い日のノースリーブとともに使ってもらえたら嬉しいです。

パッと花が咲いたみたいに



開きすぎず詰まりすぎない襟ぐり、長すぎず短すぎない袖丈、

シンプルながらもいろんなタイプのボトムスと合わせやすいシルエットだから、

仕事や家事など日々のさまざまな場面で活躍してくれる、KINOTTOのボートネックTシャツ。

ふんわりコットンが自慢のカットソーシリーズは、スッキリ協調性あるアイテム揃いなので、

多様なスタイルのアクセサリーや帽子などとも相性が良いのですが、

ときには、KINOTTOのリネンガーゼストールとコーディネイトしてみるのもひとつの手です。

例えば、ナチュラルで優しい印象のエクリュカラーのカットソーに、

エメラルドのストールを合わせてみると、パッと花が咲いたみたいに一気に明るい雰囲気に。

首周りをクルッと一周させてふんわりまとめたら、

ネックレスなどのアクセサリーとは印象の違う華やかさが加わり、とっても良い感じ。

 

こちらは発色のきれいなライトシトラスのカットソーに、オフホワイトのストールを合わせてみました。

肩から腰まで覆える大判のストールは、リネンの自然な光沢から上品さも持ち合わせるアイテムなので、

上半身を覆い手元でまとめる感じで羽織ったら、ちょっとしたお出かけにも似合う雰囲気に。

あえてボトムスとカラーと揃え、セットアップ風に着こなしてもらうのも素敵です。

しっかり大判のストールですが、薄手でハリのある素材は筒状にまとめてバッグにも収納しやすく、

軽くてコンパクトに持ち運べるのは、これからの時期にも嬉しいところ。

ブルー、オフホワイト、スモーキーブルー、ローズピンク、エメラルド、サンドベージュ、シトラスイエローと、

鮮やかで目を奪われるような華やかな色味から、そっと包み込んでくれるような優しい色味まで、

それぞれ印象の違うカラーバリュエーションも嬉しいリネンガーゼストール。

ライトシトラスのトップスにサンドベージュのストールを羽織ったら、

オフホワイトのときとはまた雰囲気が変わり、優しくナチュラル感のある印象に。

 

シックなブラックのカットソーに鮮やかなブルーを合わせ首元で結んだら、

ちょっとしたポイントにもなってオススメです。

着る人の好みやスタイルに合わせてカラーを選べるから多彩な雰囲気を楽しめて、

大ぶりのアクセサリーを身につける習慣がない方も、難しいことなく華やかな印象を添えられるこのストール。

今回ご紹介したKINOTTOのカットソーシリーズとの組み合わせはもちろんですが、

お馴染みのスタイルにさりげなく加えてもらえれば、きっと新鮮な印象がプラスされ毎日楽しく使ってもらえるはずです。

 

どうぞあなたの暮らしに合わせた自由な発想で、いつでも気軽に身につけてみてくださいね。

天然素材をめぐる環境とわたしたちのものづくり



先日 – information  KINOTTOからのお知らせ – にてお伝えしました通り、2月より一部商品の価格を変更させていただきました。

日頃から身近な「日常の道具」でありたいと願うなか大変心苦しいお知らせではありますが、近年の世界的気候変動は天然素材を扱うKINOTTOのものづくりにおいても大きな影響を及ぼしており、この判断をせざるを得ない状況となっています。

今回のNOTEでは、その要因(一部とはなりますが)についてもお伝えさせていただくとともに、不躾ではございますが、どうかご理解いただけますようお願いいたします。

ご存知の方も多いかとは思いますが、近年地球規模でさまざまな変化が起こっています。

特に気候変動に関しては、このところの気温の変化などから実感されている方も多いのではないでしょうか。

もともと自然の要因によって育成が大きく左右される天然素材。

特にここ数年リネンの原料となる植物の主な産地(ヨーロッパ地域)の気温上昇は前代未聞の状況となっており、涼しい環境を好む植物へのダメージは大きく、良質な原料の入手困難が続いています。

一方、気温上昇する地域が増えたこともあり、身につける素材としてのリネンへの注目度は近年大幅にアップ。これまでの愛用者のみならず、各地から引くてあまたの状態になっているそう。

また、コットンやリネンなど植物からなる天然素材は、地球環境においてプラスとなり得る存在ではあるのですが、農業従事者は年々減少しており生産量を増やしていくのも難しい状況。

そんなさまざまな要因が絡み合い、これまで想定の範囲内で手に入れることのできた良質な素材は、もはや想像以上に手に入りにくい貴重な存在となってきています。

もちろん、世界的なエネルギーコストの上昇も頭を悩ませる大きな問題のひとつです。

これらの状況を身近な問題として捉えなおしていくにつれ、KINOTTOとしては「限りのある資源を大切に」という意識をあらためて肝に銘じました。

そして、良質な天然繊維となる植物の育成環境を守る行動を日々意識しつつ、ものづくりに関わる人々の健全な暮らしにつながる選択を心がけ、

より長くご愛用いただける誠実な製品をつくりだしていくことが、これまで以上に重要な意味を持っていくのではないかと強く感じています。

これまで常に天然素材とともにものづくりを続けてきたわたしたちにとっても、昨今の急激な変化は経験したことのないものばかり。

この先にもまだ見ぬ変化が訪れるかもしれませんが、自然素材が素晴らしいものであり、暮らしに欠かせないものであるとの信念はやはり尽きることはありません。

KINOTTOは、今後のさまざまな変化にもできる限りしなやかに対応しながら、より魅力的な「日常に寄り添う道具」であるべく、真摯にものづくりと向き合っていきたいと思っています。


オンラインショッピングは
マルク
でどうぞ