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KINOTTO

NOTE

atelier h訪問-タオル編-


やわらかい芽生えの空気漂う春のある日。わくわくしながらお伺いした本間節子さんのアトリエキッチンでは、KINOTTOのハンドタオルがちょっと思わぬかたちでも活躍していました。

それはステンレスボールの下に濡れた状態で敷かれ、お菓子づくりには欠かせない、そして手間のかかる「撹拌する」という作業を何気なく手助けしていたのです。

キッチンや水回りでタオルの役目といえば『濡れた手などから水分を拭き取ってくれるもの』また、『濡らした状態では、おしぼりとして手や身体についた汚れを拭ったり、テーブルなど身の回りを清潔に整えるため水拭きするもの』

見慣れた日常からくる常識に、無意識にとらわれていた気がしてハッとしました。

そんなKINOTTOのささやかな高揚感など全く気にとめる様子もなく(当然ですね)、心地良いリズムでホイッパーを操り、軽やかにボールの角度を変えながら手を動かして次々と後の支度も整えていく本間さん。その道に卓越している人の働く姿は、どんな仕事であってもスッキリと整っていて清々しく爽快なものだとしみじみ見入ってしまいます。

底が安定しづらいものを固定せずに安定させ、かつスムーズに角度を変える軽快な作業の支えとして、いつもと違う顔をしてしっかり活躍しているタオル。KINOTTOにとってすこし新鮮なその使われ方は、新たな想像力を刺激し新しい使用法へのイメージを広げるような素敵な体験になりました。

シンプルながらも暮らしに馴染む道具やアイテム。特に様々なシチュエーションで活躍できるもの達には、きっとまだまだ奥深い使い道もありそうです。

今治のタオル職人と素材の特性を活かしながら作りあげたタオルは、ふんわりとしたコットンのふくらみを感じる素材感はもちろん、確かな吸水性を発揮しつつも水分を溜め込まず乾きやすいのが特徴。

ご好評いただいているTシャツシリーズと同じ、肌触り抜群のコットンを贅沢に使用してオリジナルの使い心地を目指しました。

気温があがりはじめると共に汗をかく機会が増え、雨の多い季節もやってきました。何かとジメッとしがちなこんな時期にも、優しいタオルが身近にあることで少しでも快適に過ごしていただけたら嬉しいです。