お使いのブラウザはサポート対象外です。推奨のブラウザをご利用ください。

KINOTTO

NOTE

いろんな国のいろんな場所で


こんにちはKINOTTOです。

NOTEにお越しいただきありがとうございます。

『いろんな国のいろんな場所で』は、旅先で出会ったさまざまな国の暮らしや風景に、写真を通じて再訪問している旅のアルバムみたいなコンテンツ。

誰かの旅日記を覗くみたいに、気ままに眺めていただけたら嬉しいです。

さて、今回訪れたその土地は?

ーーーーー

雲一つない青空、強烈な日差しに歓迎されて降り立ったのは、ウユニ空港。

ラパスから飛行機でおよそ1時間。辿り着いた空港は、建物も人ものんびりムード。ここは一体どんな土地なのでしょうか?ワクワクしながら早速街へ移動します。

 

どうやらこの辺りが繁華街のようです。

がら~ん・・・

強烈な太陽に照らされつつ訪れた中心街は、なぜか人影まばら。昼間だというのにシーンと静まり返っています。

観光客向けの宿泊施設や商店などもちらほら見られ活気がありそうな街なのに、どうしちゃったのかなぁ?なんて思いながら、とりあえず散策してみることに。

 

あてもなくぶらぶらしていると、前方からスパイス屋さんがやってきました。

手押し車にシナモン(巨大!)をごっそり積んで、粉状のスパイスも丸出しで運搬するワイルドなスタイル。カラフルな布に包んだ大きな荷物を背負いつつ颯爽と通り過ぎていきます。

あ、帽子が夏素材だ。

「もっと高地に行くと、スカートの丈が短くなったり麦わら帽子を被っていたりするよ」ラパスで教えてもらった言葉が頭をよぎります。

そう、ここはラパスよりさらに高地、なんと標高およそ3,700mにある土地なのです。やはり涼しげな帽子が好まれるのでしょうか。

あら、あそこの屋台のお姉さんの帽子はメッシュになっています。

このお店では、バナナチップスやドライフルーツを販売している模様。

むむむ・・・そういえば、この街では犬が自由に歩き回っている姿をあちらこちらで見かけます。

飼い主の姿は見当たらないので野良犬のようですが、みんなのほほんと穏やかな顔をして、殺伐とした雰囲気が全くないのが不思議だけれど、いい感じ。

街ゆく人々も犬たちを避ける様子もないし、お互い緩やかに共存しているのかもしれません。

 

だんだん屋台が増えてきました。

それぞれ好みの布を広げて屋根にしているのがなんだか素敵。

いろんな屋根を見ているだけでも楽しいなぁ〜なんて呑気に眺めていたけれど、それはもちろん可愛いだけでなく、強烈な日差しから身を守る大切な道具でもあることを身にしみて感じます。

(とにかく太陽のパワーが強烈!日陰なしでは過ごせません。)

人もだんだん増えてきて、どうやら市場が近いみたい。

 

ここが入り口なのかなぁ?迷いつつ覗いて見ると・・・

市場の入り口付近には、ケーキ屋さんが。

老若男女が並んで買い求めている様子から、どうやら人気店みたいです。

熱心に働くお姉さん(あ、やっぱり夏素材の帽子だ!)と、こんがり美味しそうなケーキはもちろん、壁のポスターの自由すぎる重ね貼りにも目を奪われます。

 

野菜を扱うゾーンでは、じゃがいもや玉ねぎ、フレッシュなトマトやズッキーニなどが大きな収穫袋にどっさり。

袋の口をくるくるっと外側に丸めて中身をこんもり見せるのが、この場所では基本のディスプレイスタイル。熱心に値段交渉している様子も見られます。

28番のお店は、なかなかカラフル。

そら豆、インゲン、にんじん、ピーマン、赤いじゃがいも・・・おわ!奥には巨大なカボチャが切り売りされています。

 

こちらは、いろいろな麺が山積み。パスタ屋さんかな?

棚には調味料のようなものも置かれています。

 

迫力満点!カット野菜をボウル型の容器にどっさり並べているのは、ピクルス屋さんでしょうか?

活気があるピクルス屋の店主は、可愛いニット帽を被っていました。コック帽のようなシルエットも素敵だし、とてもお似合い。

 

すっかり市場に夢中になって時間を忘れかけていたところ、横の扉から差し込む強い日差しと共に一匹の犬と目が合いました。

ハッと我に返ります。

あれれ?そういえば、ここはどこだっけ??

そうだ、ここは広大な塩湖で名を馳せる土地、ウユニ。

そろそろ塩の世界に向かわなければ!

つづく

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

『いろんな国のいろんな場所で』

旅先では、開放的な気分を味わえるとともに、未知の場面に出会うチャンスもたくさん潜んでいて、そんな(普段とは違う)新しい世界に触れられるのも愉しみのひとつ。

実際に目にするまでは全く想像もしていなかったことが、ふと目の前に現れる面白さ。

ありふれたものでも、扱われ方が斬新に感じたり、その土地ならではの習慣や美意識が自然とあらわれていて、ハッとさせられる風景。

さなざまな暮らしに興味深々な「KINOTTO目線」の旅のアルバムを見返してみたら、見慣れた毎日とはちょっぴり違う、新鮮な日常で溢れていました。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

次回は、塩、塩、塩。

でも、お馴染みの塩とはちょっと違う?まだ見ぬ塩の世界に足を踏み入れます。

どうぞお楽しみに~